「壁打ち」「相談」はちょっと待って

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コンテンツディレクター 真鍋 知優

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仕事でアイデアや次の一手がどうしても思い浮かばないとき、早く誰かに相談して答えが欲しいと思ってしまう。私自身「現状をどうにかしたい」という一心で、「ちょっと相談したいことがあって…」と何も考えずに相談や壁打ちを持ち掛けてしまうことが多い。

相談や壁打ちをするのは悪いことではない。しかし、そこに目的が存在しないと、壁打ち相手もどのような観点で意見を求められているのかわからず、アドバイスしづらいだろう。結果、何も決まらず相手や自分の時間まで無駄になってしまう。

では、どうすれば相談や壁打ちがスムーズに進むのか。あるプロジェクトメンバーから、「相談をする際にセットで伝えるとよいこと」をアドバイスしてもらった。

【セットで伝えるべきこと】

  • 何をゴールとした相談・壁打ちなのか
  • 自分は今どんな課題を抱えているのか
  • その相談や壁打ちが終わった後、どんな状態になりたいのか
  • どんな観点で意見が欲しいのか

もちろん上記を考えるのはとても骨が折れるし、逃げたくもなる。そもそも「そこまで明確になっていたら苦労しないよ…」と思うかもしれない。

しかし、上記すべてに答えを出す必要はなく、それを自分なりに「考える」ことに意味がある。考えているうちに、もしかしたら自分が何につまずいているか発見できるかもしれない。

結局答えがでなくても、「考えてみたが答えがでない状態」を素直に伝えればよい。考えることで、最初の段階よりは悩みの種の解像度が高くなり、相談相手も自分も話しやすくなるだろう。

何かに悩んだりつまずいたりしたとき、人は焦って「うまくいっていない現状」にばかり目を向けがちだ。しかし、「何がうまくいっていないのか」を深掘りすることで、案外解決の糸口が見えたりする。

「急がば回れ」という言葉があるように、早く悩みを解決したいときこそ、一旦立ち止まって考え抜くことが大切なのだと思う。

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